青汁は基本的に毎日習慣として飲むものです。そんな青汁のカロリー、どれくらいあるのか気になりますよね?特に女性にとっては死活問題。
青汁のカロリーについて、まとめてみました。
青汁は低カロリーな健康食品
結論から言ってしまえば、青汁は非常に低カロリーであるといえます。
野菜ジュースやサラダと比較してみましょう。
- 粉末青汁:10~20kcal/杯
- 野菜ジュース:約50kcal /杯
- サラダ(マヨネーズ):約100kcal/100g
- サラダ(フレンチドレッシング):約60kcal/100g
もちろん、製品によって差はあるので一概には言えませんが、これだけみても青汁のカロリーの低さは良く分かるかと思います。
野菜ジュースは飲みやすくするために果物も配合されていることも多く、どうしても青汁ほどはカロリーを抑えられていません。
サラダも野菜だけなら青汁と変わらないカロリーなのですが、ドレッシングなどによって味付けしてしまうため、実はカロリーが高くなってしまっているのです。ダイエットでサラダをたくさん食べようとしても、ドレッシングを多くかけてしまうのは得策ではないでしょう。
青汁なら、多くの栄養素を低カロリーで摂取することができます。
忙しい朝の朝食代わりに、青汁で置き換えダイエットもおすすめです。
一番カロリーが低いのはケールの青汁
現在の青汁は様々な材料を使って作られています。栄養素優先であったり、飲みやすさを重視したものだったりと、材料によって傾向も様々です。
そんな青汁の原材料のカロリーはどれほどなのでしょうか。
主な原材料 | kcal/100g |
---|---|
ケール | 28 |
大麦若葉 | 38.8 |
明日葉 | 33 |
このように比較してみるとケールが最もカロリーが低いことが分かるかと思います。
しかし、ケールの青汁は苦味や青臭さが強く、飲みにくいというデメリットがあります。
逆に、この中で最も飲みやすい味とされる大麦若葉は、カロリーも一番高いという結果です。
できるだけカロリーを低くしたいならケールの青汁、飲みやすさを優先するのなら大麦若葉の青汁といったところでしょうか。
もちろん製品ごとによって差はあるので一概には言えませんが、青汁を選ぶときの参考にしてみてください。
青汁に混ぜるものによってはカロリーも高くなる!
ただし、これは青汁を水で作った場合の話です。
青汁はそのままだと飲みづらいからと、牛乳などで作って飲んでいる方も少なくないと思います。もちろん、牛乳で作ればその分だけカロリーも摂取することになるので、注意が必要になります。
混ぜるもの | kcal/100g |
---|---|
牛乳 | 67 |
低脂肪乳 | 46 |
飲むヨーグルト | 65 |
豆乳 | 46 |
青汁に混ぜると飲みやすくなることで人気の牛乳や飲むヨーグルトですが、その分カロリーも高くなってしまうことが分かるかと思います。
一方、植物性である豆乳や、脂肪分を落としてある低脂肪乳は比較的カロリーも低めです。
カロリーは気になるけど混ぜて飲みたい!という場合は、牛乳ではなく低脂肪乳や豆乳に切り替えてみてください。
ただし豆乳の場合、大豆イソフラボンを大量に含んでいるため、一日に飲む量は1~2杯程度にするよう気をつけましょう。
甘味料に注意
市場で販売されている青汁は、飲みやすくするために甘味料が加えられている場合があります。
特に、使用に疑問を抱く人も多い人工甘味料の使用を避け、自然由来の糖類を使用している青汁もたくさんあります。
しかしこういった青汁はカロリーも高めになっていることが多いため、注意が必要です。
甘味料 | kcal/100g |
---|---|
グラニュー糖 | 335 |
黒砂糖 | 368 |
はちみつ | 294 |
オリゴ糖 | 200~300 |
グラニュー糖や黒砂糖といった、ショ糖を甘味成分とするものはカロリーも高めです。
ダイエットのために青汁を飲むのであれば、特に砂糖を使用している青汁は控えたいところ。
とはいえ、甘味がないと青汁が飲めない、という方もいるかと思います。
その場合は、栄養価の高いはちみつやオリゴ糖を使用した青汁を選んでください。
特にオリゴ糖は善玉菌の餌になるだけでなく、そのほとんどが消化・吸収されないため、実際のカロリーはもっと低くなります。
少しでも摂取カロリーを減らしたいダイエット中の女性にとってうってつけの甘味料といえるのではないでしょうか。
どうしてもカロリーを摂取したくないときは?
できる限り無駄なカロリーを摂取したくない!という方には、サプリメントのように摂取できる粒タイプの青汁をおすすめします。
粒タイプの青汁はさらにカロリーが低く、一粒1kcalにも満たないものもあるのです。
粒タイプの青汁は粉末タイプに比べると若干高めになってしまいがちですが、どうしてもカロリーが気になる……という方は試してみてください。