青汁を飲んでみようと思って少し調べてみたら、あまりの商品の多さに何を買えばいいのか分からなくなってしまった、という方は少なくないのではないでしょうか?
こういうとき、一番分かりやすい基準は価格になりますよね。
なんとなく高い青汁の方がより栄養価が高い、良い青汁なのではないか?
とりあえず青汁を飲んでおけば健康に良さそうだし安い青汁でいいのではないか?
ちょっと待ってください。ただ高いというだけでは良い青汁とはわかりませんし、極端に安い青汁で本当に効果があるとは限らないのです。
ここでは青汁の値段に差が出る理由について少し考えてみましょう。
産地の違い
良い青汁の場合、材料から産地にこだわって製造されています。
国産であれば農薬や品質の安全性が高いですが、その代わり手間もかかってしまうため、どうしても安く収めることができないのです。
一方安い青汁の場合、外国産の材料を使っている場合がほとんどになります。
しかも「国産」と表記されていても、国産の材料を使っているとは限らないのです。
というのも、実は最終的な加工が日本で行われていれば、国産と表記しても良いことになっています。
つまり、外国で収穫した材料を使っても、ほとんどの加工を中国などの外国で行っていても、最後の加工を日本で行っていればそれは国産なのです。
もちろん、全ての外国産の青汁が悪いというわけではありません。こだわりをもって、あえて中国で青汁の材料を栽培しているという商品もあります。
しかし、そういう商品は産地を隠さず堂々と表記しています。本当に国産の野菜の場合も、都道府県まで表記して国産をアピールするものです。
もし、国産と表記してありながら材料の産地がハッキリしていなかったら、それはあまり良い青汁とはいえないでしょう。
添加物の有無
青汁は味が良くないため、どのメーカーも消費者が美味しく飲めるよう工夫を凝らして開発しています。
お茶と混ぜてみたり、オリゴ糖やはちみつで甘味をつけたり、ゼリーにしてみたり……。良い青汁は添加物が入っているとしても、その添加物まで健康に良いものを使うなど配慮がされているものです。
しかし、あまりに安い青汁だと、人工甘味料や香料、着色料など不要な添加物まで入っていることがあります。
青汁それぞれにコンセプトがあり、様々な栄養を添加しているのがほぼ当たり前のようになってはいますが、青汁は毎日飲むもの。できれば不必要な添加物は避けたいところです。
青汁を選ぶ際には原材料欄を確認するようにしましょう。
広告費の違い
テレビCMや雑誌に広告を掲載しているようなメジャーな青汁は、この宣伝のための広告費にお金がかかっています。
一方、インターネットの口コミといった低コストな宣伝方法だけで販売している青汁だと、広告費がかからない分、青汁の値段も抑えることができます。
人件費の違い
有名な大企業の製品の場合、単純に多くの人件費がかかっている場合が多いです。
どうしても小さな企業の製品に比べると高くなりがちな傾向にあります。
何を基準に青汁を選ぶか
どうでしょうか?
青汁の価格の違いの理由は様々です。安すぎる青汁にはもちろん理由があるということなのですが、高いからといって良い青汁だとは限らないということになります。
以上を踏まえて、一体どういった青汁を選べばいいのか、まとめてみましょう。
- 自分がどういった目的で青汁を飲むのか
- 余計な添加物が入っていないか
- 継続していける値段であるか
青汁と一口に言っても材料は様々で含有している栄養にも特徴がありますし、商品それぞれの個性を出すためにいろいろな成分を添加しているものも多いです。
逆に、野菜のみの混じりけのないものを売りにしている青汁もあります。
自分はどういった青汁を飲めばいいのか、目的と必要な成分を把握して、それにかなった青汁であるかを確認してください。
また、添加物が入っているとしても、香料や着色料など青汁を飲む上で必要ないものが混じっているものは避けるようにしましょう。
そして、青汁は継続して飲み続けることが効果を発揮するのに最も重要なポイントとなります。
無理なく続けることが出来る価格であるか、これもまた重要な要素ですので、しっかり吟味して選ぶようにしてください。