青汁は体に良いし、小さい頃から青汁を飲ませておけば大きくなってから好き嫌いも少なくなるのでは……?でも何歳から飲ませて大丈夫なのか?
そうお悩みの方に、赤ちゃんのうちから始める青汁についてご説明したいと思います。
飲ませ始める時期
離乳食を食べるようになったら青汁を飲ませても大丈夫なようです。
ただし、ミルクもまだ並行して飲んでいる場合は完全に離乳食だけになってからにしましょう。
また、飲ませる青汁は通常より薄くしたものをスプーン一杯からはじめてください。
青汁は野菜なので赤ちゃんが飲んでも問題はありませんが、そのままたくさん飲むと胃腸が未熟なため、消化器官に負担をかけてしまいます。
成長に合わせてゆっくりと少しずつ慣れさせていくようにしましょう。
避けたほうがいい青汁
- 添加物入りの青汁
純粋な野菜のみの青汁であればさほど問題はありませんが、現在は飲みやすいように様々な添加物が入った青汁が売られています。
オリゴ糖であれば母乳にも含まれているのであまり気にする必要はありませんが、人工甘味料のような添加物が含まれているような青汁はさけるようにしましょう。
添加物が入っていて気になる場合は、直接メーカー側に電話で問い合わせてもいいですね。
- はちみつ入りの青汁
人工甘味料でなくても、はちみつ入りの青汁は1歳未満の赤ちゃんには飲ませないようにしましょう。
はちみつにはボツリヌス菌が含まれているので、抵抗力の備わっていない1歳未満の赤ちゃんがはちみつを摂取すると乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性があります。
1歳を過ぎればボツリヌス菌は自然と排出できるようになるので、はちみつ入りの青汁に切り替えても大丈夫です。
- カフェイン入りの青汁
同様に、カフェインが入っている青汁も避けるようにしましょう。
青汁の風味を良くして飲みやすくするため、抹茶などのお茶をいれたタイプの青汁があります。
カフェインには興奮作用があるので、まだ代謝の弱い赤ちゃんだとカフェインの影響を強く受けることがあります。
青汁は毎日飲むものですので、含まれているカフェインは少量とはいえできるだけ避けた方が安心です。
- 外国産の青汁
野菜しか使ってないからといって外国産の野菜を使っている青汁では不安が残ります。
輸入する際にチェックを通っているとはいえ、赤ちゃんに飲ませるのに農薬を使っているかもわからない外国産はおすすめできません。
そのまま搾り取って作る青汁だからこそ、無農薬栽培の国産の野菜を使っているものにこだわってみましょう。
ちいさな赤ちゃんに毎日与えるのであれば、出来るだけ野菜だけを使った青汁を飲ませることをおすすめします。
青汁を選ぶ際には必ず原材料欄や原産国をチェックするようにしましょう。
飲みやすくするために
添加物の入っていない青汁だと味が悪くて飲んでくれない!という場合には、ちょっとだけオリゴ糖を混ぜてみてもいいでしょう。
ガラクトオリゴ糖という種類のオリゴ糖は母乳にも含まれているので、赤ちゃんに与えても心配はありません。便秘気味の赤ちゃんにもおすすめです。
ただし、与えるオリゴ糖は必ず純粋なものを選んでください。
安いオリゴ糖だと、半分近くも砂糖を混ぜてあるというものもあります。
それではオリゴ糖を与えている意味がありません。オリゴ糖を与える場合も、必ず原材料欄を確認するようにしましょう。
また、離乳食に青汁を混ぜて食べさせるというのもひとつの手です。
小さいうちから野菜の自然な味に慣れさせることで味覚が正常に育ち、好き嫌いも少なくなります。
粉末タイプの青汁なら簡単に混ぜることが出来るので、量に気をつけながらちょっとずつ離乳食に混ぜてみてください。
離乳食の味にまぎれて青臭さがなくなるので、赤ちゃんでも食べやすくなります。
大人と違って気をつけなければいけないことがたくさんありますが、ぜひ赤ちゃんと一緒に青汁で食育を楽しんでください。